『峯野牛』の販売を始めて4年、赤身肉のリクエストが多くなった頃、ある料理人から「もっと味にこだわったら」と言われました。綺麗な霜降り肉だけが求められているわけではないと気づき、そこから赤身肉で勝負することを決断。噛んだ時のバランス、程よい霜降りと柔らかさ、冷めても美味しい、本物の味への追求が始まりました。「とろける肉は松阪でいい。赤身なら絶対負けない」そのこだわりが、お肉の味がしっかりしていて、脂がさらっと溶けて胃にもたれない、『峯野牛』人気を支えています。
「本当にいいと思う牛しか売らない」「霜降りが入りすぎてもダメ」270頭の中で、1年間で『峯野牛』と認定して出荷されるのは2割弱の50頭前後です。毎週売切れで、ヒレは2か月待ちになることもあります。とにかく食べて欲しいからとギリギリの値段に設定。直販以外では、浜松市内を中心に、ホテルや料理店で食べることができます。冷凍をすると味に影響するからと、翌日届くところには冷蔵で送るという徹底ぶり。
(※配送の状況によっては肉が偏ってしまう場合があるため、 冷凍をオススメしております。)

ストレスのない環境が
美味しい肉をつくる

国の基準の2倍のスペースを確保し、ゆったり育てる環境をつくり、一つの牛舎には5頭まで。人間の作業性の為だけの鼻かんも止めました。牛は一度序列が決まれば喧嘩しなくなるので、牛舎間の移動はしない。餌を取り合わないよう、みんなが食べられる工夫。こうした積み重ねが、牛がのびのび育つ環境を作っています。

自然の恵をたっぷり受け
健やかに育っています

引佐町奥山の静寂な奥深い山の中、おいしい空気と山林から湧き出る天然水をゴクゴク飲んで峯野牛は育ちます。湧水はしっかり水質検査を行っています。

自慢の峯野牛を安心して
食べていただくために

おいしさに自信があっても安全に不安があってはなりません。肉牛部門の「農水産物認証」を静岡県内で初めて取得しました。出産から出荷まで安全に関する約45項目の基準をクリアした安心安全の牛肉を生産しています。

2年経たないとわからない
エサへのこだわり

エサの配合や牧草にも細かい配慮を欠かしません。トウモロコシは厚みと歯応えを考えて、潰し方を変えます。エサや環境の履歴データを全部取っていますが、その味が分かるのは2年後。少しずつ前進していくことが大事とのこと。
  • 大麦、ビール粕など、
    ブレンド前の履歴が分かる
    上質で安心な飼料

  • 良く見ないと分からない
    潰し方の違い

  • 5種類ある牧草は、
    成長に応じて配給を変えます