八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされ、この時期に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されてきました。
この時期は新芽も伸び出し、前年の秋から一冬超えて蓄えられたお茶の成分も熟成される、お茶摘みの最盛期。
最初に摘み取るものほど味が良く、価値が高いとされるお茶の中で、八十八夜は大走りに次ぐ価値の高いお茶ということがいえます。
豊富な水源
遠州地方は、全国的にも珍しい降雪のほとんどない地域で、年間を通じて温暖でバランスの取れた気候に恵まれています。
またお茶作りの極めて重要な要素である水は、アルプスを源流とする豊富な水源を使用しています。
浜松市北部の山間部で
浜名湖産直マーケットの契約農家は、浜松市北部の山間部に位置しています。
山間部は日差しも柔らかく、茶葉や芽も柔らかく繊細で、テアニン等の旨み成分の減少も少なくなると言われています。また、土作りからとことんこだわった栽培製法で、肥料も自家配合を使用しており、その年の天候や気温に合わせて、きめ細やかなケアを怠らず、最適な状態でお茶を育てています。
摘みたての茶葉は生きていて酸化、発酵が進行していくので、生葉の品質、鮮度保持のため、送風機能のあるトラックですぐに自社工場へ運搬します。
熟練の茶師の職人技
工場に運ばれた茶葉は、スピーディに蒸し上げを行います。
まろやかで濃厚な甘みを楽しめる、深蒸しを採用し、その年のお茶の性格に合わせて丁寧に蒸していきます。その後幾つもの揉み行程を経て、蒸した茶葉をより合わせながら繊維や組織を柔らかく均一にし、季節や天候、お茶の種類を見極めながら、香味を引き出す重要な作業である火入れ行程で最適な調整を施して仕上げていきます。
熟練の茶師の経験や技術で仕上げられたお茶は、丁寧に検品、袋詰めされていよいよお客様の元へと旅立っていきます。
もともと緑茶は健康に良いとされていますが、通常のお茶の場合、湯のみに注いだ時にお湯に溶けず、茶殻と一緒に捨ててしまっていた栄養分が多いのです。
長時間の蒸し行程を経る深蒸し茶は、茶葉の組織がより細かく分解されるため、粉状になったお茶の栄養分の吸収率が格段にアップします。茶葉そのものをより多く摂取することができるので、旨みはもちろん、栄養分をより多く摂ることができるのです!
深蒸し茶を多く飲む地域ではガンでの死亡率が低く、医療費も少ない傾向にあるという結果が出ています。リラクゼーション効果はもちろん、メタボや動脈硬化の改善・予防効果、整腸機能など、深蒸し茶は、美味しいだけでなく、大きな健康効果を期待できるとっておきの飲み物なのです!
縁起の良い新茶は、各種お祝いやお祝い返しに喜ばれる最適のギフトです! 贈答用で、のし包装をご希望のお客様は、備考欄にその旨お書き添え下さい。 ご希望の配送先まで、のし包装の上、送り主様を明記の上送らせていただきます。
様々な業者を通じて、時間とコストをかけて
初めてお客様のもとに届けられます。
厳選深蒸し茶は、他産地と比べて圧倒的に収穫量が少なく、
味や産地のブランド価値が付加されるため、なかなか口にすることができず、
価格も高いというのが常識でした。